症例紹介

Case7 健康診断で発見し、血管シーリングを用いて摘出した犬の脾臓血腫の1例

春のフィラリア検査の際、より詳しい健康診断を希望され、レントゲン検査と超音波検査から脾臓に大きな腫瘤がみつかった10歳のワンちゃんの症例です。

 

脾血腫1
レントゲン所見
脾血腫2
脾臓のエコー検査所見

 

 

 

腫瘤の中央部分が菲薄化して今にも破れそうです。

 

 

今回は血管シーリングシステムを用いる事により、出血も殆どなく手術時間が28分と非常に短い時間で終了する事が出来ました。

脾血腫3
脾臓の腫瘤
脾血腫4
脾臓の血管をシーリングしているところ

 

摘出した脾臓は病理組織検査の結果、脾臓血腫(良性)と診断されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脾血腫5
脾臓の血管をシーリングしているところ
VIOs
今回使用したERBE社のVIO300D

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調布市 つつじヶ丘動物病院

ありません。