症例紹介

Case3 フェレットのリンパ腫

1歳のフェレットが食欲低下の便の量が少ないとの症状でホームドクターを受診し、呼吸の異常が認められたため紹介により当院を受診しました。

 

腫瘤と胸水により心臓が確認出来ない

 

肝臓(↑)と脾臓(⇧)が腫大しています。

 

image007腹部のエコー検査所見です。黒くハート形をしているのが腫瘍化して腫大したリンパ節です。

 

image011エコーガイド下で腫瘤に針を刺し採取した細胞です。紫色に染まっているのが腫瘍化したリンパ球です。バックグラウンドの中央が薄く抜けた丸い肌色の細胞は赤血球です。

 

image015抗がん剤投与開始4日後のレントゲン写真です。

image013胸部の腫瘤が著しく縮小し、心臓が確認出来るようになりました。また、腫大していた肝臓、脾臓も小さくなりました。
現在は呼吸も落ち着き元気、食欲も回復し周1回の通院治療中です。

調布市 つつじヶ丘動物病院

ありません。